三国志 完全版
商品説明
魏、呉、蜀の三国でキラ星のごとく輝いた歴戦の武将たちを描く歴史小説の傑作。
英雄たちの活躍に胸が熱くなること、間違いなし!
吉川英治作品電子書籍化シリーズ第一弾『三国志』!
“稀代の碩学”渡部昇一氏(上智大学名誉教授)による豪華解説(書き下ろし)付き!
中国・後漢王朝時代。粗悪な政治で世が乱れる中、黄巾の乱が起こる。
反乱の鎮圧に、曹操、そして劉備は官軍として参加、鎮圧するが、漢王朝は末期を迎え、勢力争いがはじまる。
曹操は、皇帝をおさえて、皇帝の名の下、次々と勢力を拡大していき、中国大陸の北半分をほぼ手中に収める。
漢の皇帝の血統をひく劉備は、呉の孫権と共同戦線を形成、赤壁の戦いで圧倒的優位にある曹操を見事に打ち破る。
その後、劉備は、蜀(現在の四川省)を手に入れ、中国は三国時代に突入する。
<目次>
1巻
◆ 黄巾賊
◆ 流行る童歌
◆ 白芙蓉
◆ 張飛卒
◆ 桑の家
◆ 橋畔風談
◆ 童学草舎
◆ 三花一瓶
◆ 義盟
◆ 転戦
◆ 檻車
◆ 秋風陣
◆ 十常侍
◆ 打風乱柳
◆ 岳南の佳人
◆ 故園
◆ 乱兆
◆ 舞刀飛首
◆ 螢の彷徨い
◆ 呂布
◆ 赤兎馬
◆ 春園走獣
◆ 白面郎「曹操」
●『三国志』解説/渡部昇一【第1巻】
二巻
◆ 偽忠狼心
◆ 競う南風
◆ 江東の虎
◆ 関羽一杯の酒
◆ 虎牢関
◆ 洛陽落日賦
◆ 生死一川
◆ 珠
◆ 白馬將軍
◆ 溯江
◆ 石
◆ 牡丹亭
◆ 傾国
◆ 痴蝶鏡
◆ 絶桜の会
◆ 天ぴょう
◆ 人間燈
◆ 大権転々
◆ 秋雨の頃
◆ 死活往来
◆ 牛と『いなご』
◆ 愚兄と賢弟
◆ 毒と毒
●『三国志』解説/渡部昇一【第2巻】
三巻
◆ 巫女
◆ 緑林の宮
◆ 改元
◆ 火星と金星
◆ 両虎競食の計
◆ 禁酒砕杯の約
◆ 母と妻と友
◆ 大江の魚
◆ 神亭廟
◆ 好敵手
◆ 小覇王
◆ 日時計
◆ 名医
◆ 平和主義者
◆ 花嫁
◆ 馬盗人
◆ 故弓夫人
◆ ?水は紅し
◆ 陣大夫
◆ 増長冠
◆ 仲秋荒天
◆ 空腹・満腹
◆ 梅酸・夏の陣
◆ 北客
◆ 健啖天下一
◆ 黒風白雨
◆ 奇計
●『三国志』解説/渡部昇一【第3巻】
四巻
◆ 煩悩攻防戦
◆ 破瓶
◆ 白門楼始末
◆ 許田の猟
◆ 秘勅を縫う
◆ 油情燈心
◆ 鶏鳴
◆ 青梅、酒ヲ煮テ、英雄ヲ論ズ
◆ 雷怯子
◆ 兇門脱出
◆ 偽帝の末路
◆ 霧風
◆ 一書十万兵
◆ 丞相旗
◆ 鬮
◆ 不戦不和
◆ 奇舌学人
◆ 雷鼓
◆ 鸚鵡州
◆ 大医吉平
◆ 美童
◆ 火か人か
◆ 小児病患者
◆ 玄徳冀州へ奔る
◆ 恋の曹操
◆ 大歩す臣道
◆ 破衣錦心
◆ 白馬の野
◆ 報恩一隻手
◆ 黄河を渡る
◆ 燈花占
◆ 風の便り
◆ 避客牌
●『三国志』解説/渡部昇一【第4巻】
五巻
◆ 関羽千里行
◆ 五関突破
◆ のら息子
◆ 古城窟
◆ 兄弟再会
◆ 于吉仙人
◆ 孫権立つ
◆ 霹靂車
◆ 溯巻く黄河
◆ 十面埋伏
◆ 泥魚
◆ 自壊闘争
◆ 邯鄲
◆ 野に真人あり
◆ 遼西・遼東
◆ 食客
◆ 檀渓を跳ぶ
◆ 琴を弾く高士
◆ 吟嘯浪士
◆ 軍師の鞭
◆ 除庶とその母
◆ 立つ鳥の声
◆ 諸葛氏一家
◆ 臥龍の岡
◆ 孔明を訪う
◆ 雪千丈
◆ 立春大吉
●『三国志』解説/渡部昇一【第5巻】
六巻
◆ 出廬
◆ 呉の情熱
◆ 鈴音
◆ 蜂と世子
◆ 臨戦第一課
◆ 許都と荊州
◆ 新野を捨てて
◆ 亡流
◆ 母子草
◆ 宝剣
◆ 長坂橋
◆ 一帆呉へ下る
◆ 舌戦
◆ 火中の栗
◆ 酔計二花
◆ 大呉令
◆ 殺地の客
◆ 狂瀾
◆ 群英の会
◆ 陣中戯言なし
◆ 覆面の船団
◆ 風を呼ぶ杖
◆ 一竿翁
◆ 裏の裏
◆ 鳳雛・巣を出づ
◆ 竹冠の友
◆ 月烏賦
◆ 鉄鎖の陣
◆ 孔明・風を祈る
◆ 南風北春
●『三国志』解説/渡部昇一【第6巻】
七巻
◆ 降参船
◆ 赤壁の大襲撃
◆ 山谷笑う
◆ 攻なき関羽
◆ 一?三城
◆ 白羽扇
◆ 黄忠の矢
◆ 針鼠
◆ 柳眉剣簪
◆ 鴛鴦陣
◆ 朝の月
◆ 凜凜細腰の剣
◆ 周瑜・気死す
◆ 文武競春
◆ 荊州往来
◆ 鳳雛去る
◆ 酔県令
◆ 馬騰と一族
◆ 不倶戴天
◆ 渭水を挾んで
◆ 火水木金土
◆ 敵中作敵
◆ 兵学談義
◆ 蜀人・張松
◆ 孟新新書
◆ 西蜀四十一州図
◆ 進軍
◆ 鴻門の会に非ず
◆ 珠
●『三国志』解説/渡部昇一【第7巻】
八巻
◆ 日輪
◆ 上・中・下
◆ 酒中別人
◆ 魏延と黄中
◆ 短髪壮士
◆ 落鳳坡
◆ 破軍星
◆ 草を刈る
◆ 金雁橋
◆ 西涼ふたたび燃ゆ
◆ 馬超と張飛
◆ 成都陥落
◆ 臨江亭会談
◆ 冬葉
◆ 漢中併呑
◆ 剣と戟と楯
◆ 遼来来
◆ 鵞毛の兵
◆ 休戦
◆ 柑子と牡丹
◆ 藤花の冠
◆ 神ト
◆ 正月十五夜
◆ 御林の火
◆ 陣前公用の美酒
◆ 敗将
◆ 老将の功
◆ 絶妙好辞
◆ 一股傷折
◆ 趙子龍
◆ 次男曹彰
◆ 鶏助
◆ 漢中王に昇る
◆ 烽火台
◆ 生きて出る柩
◆ 関平
◆ 七軍魚鼈となる
●『三国志』解説/渡部昇一【第8巻】
九巻
◆ 骨を削る
◆ 建業会議
◆ 呂蒙と陸遜
◆ 笠
◆ 荊州変貌
◆ 鬢糸の雪
◆ 月落つ麦城
◆ 蜀山遠し
◆ 草喰わぬ馬
◆ 国葬
◆ 成都鳴動
◆ 梨の木
◆ 曹操死す
◆ 武祖
◆ 七歩の詩
◆ 私情を斬る
◆ 改元
◆ 蜀また倣う
◆ 桃園終春
◆ 雁のみだれ
◆ 呉の外交
◆ 此の一戦
◆ 冬将軍
◆ 慰霊大望
◆ 一書生
◆ 白帝城
◆ 石兵八陣
◆ 孔明を呼ぶ
◆ 遺弧を託す
◆ 魚紋
◆ 蜀呉修交
◆ 建艦総力
◆ 淮河の水上戦
◆ 南蛮行
◆ 南方指掌図
◆ 孟獲
◆ 輸血路
◆ 心縛
◆ 孔明・三擒三放の事
◆ 王風羽扇
◆ 毒泉
◆ 蛮娘の踊り
◆ 女傑
◆ 歩く木獣
◆ 藤甲蛮
◆ 戦車と地雷
◆ 王風万里
◆ 鹿と魏太子
◆ 出師の表
●『三国志』解説/渡部昇一【第9巻】
十巻
◆ 中原を指して
◆ 美丈夫姜維
◆ 祁山の野
◆ 西部第二戦線
◆ 鶏家全慶
◆ 洛陽に生色還る
◆ 陣中に戯言なし
◆ 高楼弾琴
◆ 馬謖を斬る
◆ 髪を捧ぐ
◆ 二次出師表
◆ 二度祁山に出づ
◆ 食
◆ 総兵之印
◆ 司馬仲達計らる
◆ 天血の如し
◆ 長雨
◆ 賭
◆ 八陣展開
◆ 竈
◆ 麦青む
◆ 北斗七星旗
◆ 木門道
◆ 具眼の士
◆ 木牛流馬
◆ ネジ
◆ 豆を蒔く
◆ 七盞燈
◆ 水火
◆ 女衣巾幗
◆ 銀河の祈り
◆ 秋風五丈原
◆ 死せる孔明・生ける仲達を走らす
◆ 松に古今の色無し
◆ 篇外余録
◆ 諸葛菜
◆ 後蜀三十年
◆ 魏から―晋まで
●『三国志』解説/渡部昇一【第10巻】
★★★三国志シリーズ★★★