宮本武蔵 二巻
商品説明
剣禅一如の境地を求めて剣の道を極めんとした宮本武蔵の半生を、吉川英治が国民的ロマンに昇華!
剣の道を極めるべく修行の道を進む武蔵。柳生石舟斎と剣を交えようと小柳城を訪れるが、宗家石舟斎の心境を察するとともに、自らの未熟さを恥じ入り、門前から立ち去ってしまう。
しかし、その後、来たるべく年明けの京都四条道場の吉岡一門との試合に向け、鍛錬を重ねながら武蔵は京都を目指す。
他方、師匠・武蔵とはぐれた城太郎も、お通と出逢い、道中をともにしながら武蔵を追い、京都を目指す。
そして、遂に京都・五条大橋に武蔵が現れる。そのとき、お通と城太郎は……。
<目次>
第二巻
〈水の巻(続)〉
円座
太郎
心火
鶯
女の道
〈火の巻〉
西瓜
佐々木小次郎
狐雨
幻術
怨敵
美少年
わすれ貝
無常
旧約
物干竿
山川無限
神泉
冬かげろう
風車奔馬
冬の蝶
心猿
公開状
孤行八寒
針
微笑
魚紋
<著者紹介>
吉川英治(よしかわ・えいじ)
1892年神奈川県生まれ。様々な職業を経た後、作家活動に入る。国民文学作家と称され、今も読み継がれている作品が多い。代表作に『宮本武蔵』『新・水滸伝』『三国志』『新書太閤記』『親鸞』など。1962年没。
★★★宮本武蔵シリーズ★★★