平和Ⅱ 上 原子力・放射能の脅威について考える
商品説明
“◎ 目次
はじめに 人間の安全保障
第1章 教育こそが世界を平和にする
●届いた招待状
●「一灯をかかげて暗夜をいけ。暗夜を嘆く勿れ。一灯を保て」
●貪るマネーの生む格差と育むマネーが生む絆
●世界を柔和なる者に引き継ぐために
●人を人でなくする力と戦うために
●「未来の学校」構想と「絆」事業
第2章 私たちは原子力技術と共生できるのか
対談 上原春男氏(元佐賀大学長、工学博士)
●日本の最高裁は世界で唯一原発の安全性を認めなかった
●問われるこの国の技術のあり方
●地方発の独自技術が国内で活かされない
●放射能汚染を拡散させた初動対応のミス
●なぜ非常用復水器が機能しなかったのか
●メルトスルーは回避できた
●海洋温度差発電が日本で実用化しない理由
●古びたブルドーザーが未来の可能性を潰す
●日本は“資源大国”
●「科学」と「技術」は本質的に違う
●一つのエネルギーに偏る国は滅びる
第3章 隠される被ばく者
~核実験と福島原発事故の共通点~
対談 高橋博子氏(広島市立大学広島平和研究所講師)
●隠されたヒバクシャ
●隠される被ばく者
●ヒバクシャの存在を歴史から消させない
●内部被ばくを無視した放射線の安全基準
●ジャーナリストが暴いた人体実験プロジェクト
●不都合な真実から目を背けない
●安全基準づくりを怠った代償
●風評被害を防ぐ仕組み
●パニックを恐れて判断を誤る
●外部被ばくより見えない内部被ばくにどう向き合うか
●原子爆弾と原発事故の放射性物質は同じか別物か
●東電の賠償スキームは凍結・見直しも視野に
●第五福竜丸以外の漁船・米軍艦も被ばくしていた
●子どもの身を守るために乳歯・へその緒を保存
●「ストレス原因説」は国の常套手段
●ICRPの成り立ちと米国の核戦略
●核・放射能は人道に対する罪
第4章 本当の国の強さとは
対談 佐藤優氏(元外務省主任分析官、文筆家)
●北朝鮮のメッセージを読み解く
●TPPは自由貿易でなく世界経済のブロック化
●プーチン政権発足前に与党間外交を
●領土を守るというメッセージを発信せよ
●民間交流を含む協力し合う関係を築く
●アメリカに飛び火した「従軍慰安婦」問題
●本当の愛国者・外交とは
●スローガンやレトリックに頼らない
●沖縄に対する差別構造と基地問題はリンクしている
●ジャパン・ハンドラージズの正体
●驕った日の丸・エリートの堕落
●政治の要求に応えられない官僚の能力低下
●外交から見た福島第一原発事故
●国民と共に進む民主主義外交の強さを示せ
●マネーの役割・機能を見直す
●核ある世界と政治はどう向き合うか
●都合の悪い情報も政治と国民が共有する
●地域主権と橋下イズム
●人間の尊厳・人権と国家主権
●サイバー攻撃・中国の新たな脅威にどう対処するか
●オバマ政権下での北朝鮮核開発
●共同体意識がなくなった国は崩壊する”