歌麿 四
商品説明
歌は河原で心失った玉と再会した。そしてタカを殺した、舌が二つに分かれた男を見つける。歌はその男を後を追い、何人も人を切るところを見てその男の絵を純粋に描きたくなった。自分の家に男をかくまうと、その男にタカの幽霊が憑りついた。タカと玉の絵を描くと男は死に、疲れた歌は眠りに落ちる。起きた歌と玉の目の前には、驚くことに河童が現れたのだった。
目次
第三十二図 連結の糸
第三十三図 女神
第三十四図 運否天賦
第三十五図 呪 絵
第三十六図 仇打ちの儀
第三十七図 血曇りの空
第三十八図 雨中の群人
第三十九図 開 眼
第四十図 河童
第四十一図 初刷り
★★★歌麿シリーズ★★★