サブカルチャー
主流にはならない、すばらしい文化
シーンの主流になるカルチャーに対して、アンチテーゼともいえるものがサブカルチャーといわれるものです。決して主流にはならないものの、非常に根強いファンを生みだし独特の発展を遂げていくものです。そういったファンは「マニア」とも呼ばれ、ほかのジャンルとは比べものにならないくらい、深い造詣と愛情をもった熱狂的な支持者になります。
日本で発展したいろいろなエンターテイメントは、ほとんどがサブカルチャーに属しているのかもしれません。四方を海に囲まれた島国であるにも関わらず、世界中からさまざまなエンターテイメントが流れ込んでくる日本で、日本人が生みだしたカルチャーは主流にはならずとも、海外でも高く評価されることが多くあります。アニメ、漫画、独特の「萌え文化」、それらは決して主流ではないかもしれませんが、緻密に計算され繊細に作り込まれたすばらしい作品ばかりです。
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著:小池一夫
内容紹介 エンタテイメントの真髄・小池一夫が、数々のヒット作を生み出したトップクリエーターたちと語り合い、漫画・アニメ・ゲームの『キャラクター』創作秘話が詰ま ... 続きを読む
定価 400円(税抜)