国内作家
描かれた時代を背景とする味付けを感じながら作品に触れよう
各時代に流行した文化。それぞれの地域に根ざした風俗。表情を変える数々の風景。それら日本の各時代の要素がたくさん詰まっているのが、国内作家による小説の数々です。
言葉遣いだけみても、その時代にどのような言い回しが一般的に使われていたのかがわかり、とても興味深く読むことができます。
明治、大正、昭和と時代が移り変わるなかで、文豪たちがなにを考え、なにを感じ、なにを表現したかったのかが、あふれんばかりの創作意欲で書きつづられた作品。現代作家とはまたひと味違った魅力があります。
失われつつある、従来の美しい日本語の表現を楽しむことができるので、大人だけでなく子供たちにもぜひ読んでもらいたい作品がたくさんあります。
空き時間に読むだけではなく、親子で読んでコミュニケーションツールのひとつとして活用してみてはいかがでしょうか?
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著:川端俊英
内容紹介 森鴎外「雁」、夏目漱石「こゝろ」、宮本百合子「貧しき人々の群」……。 大正期につむぎだされた名作のなかから人権に関わる問題に着目し、その時代の断面 ... 続きを読む
定価 1200円(税抜)
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著:永井路子
内容紹介 第22回吉川英治文学賞受賞作品。 比叡山延暦寺を創建、天台宗の開祖となった最澄。激動の時代の中、最澄は、長岡京の遷都に失敗した桓武天皇を支えながら ... 続きを読む
定価 450円(税抜)
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著:高村光太郎
内容紹介 ■三四郎/夏目漱石 明治41年「朝日新聞」に9月1日から12月29日にかけて連載され、翌年5月に春陽堂から刊行された夏目漱石の代表作で、『それから ... 続きを読む
定価 300円(税抜)