銭形平次捕物控 10巻セット
商品説明
内容紹介
今日も悪党を退治する! 全380編にも上る銭形平次捕物控の初期作品10巻セット。
【収録作品とあらすじ】
※1~5のあらすじについては、「銭形平次捕物控 5巻セット」をご参照ください。
6.土への愛着
虎五郎という四十男が無残な死体で発見される。ところが、平次には
手の放せない用事があり、調べられない。そこでガラッ八に白羽の矢が立つ――。
7.紅筆願文
羽織袴を身に纏った典型的な御用人、石川孫三郎。江戸きっての腕利き
岡っ引き、銭形平次の下にまた新たな事件が舞い込んできた――。
8.振袖源太
近頃、江戸では振袖源太の見世物小屋が大繁盛。一方、日本橋の呉服屋
『福屋善兵衛』では、先月末から子供が順々に行方不明になる事件が
発生している。平次は調査に乗り出すが――。
9.人肌地蔵
雨ざらしで鼻も耳も欠け、涎掛けの寄進に付く者もなく、時代も素性も
知れない一基の地蔵尊が祀られている。ところが、何時からかこの冷たい
地蔵尊が人間の肌のように生温かくなっているという――。
10.南蛮秘宝戔
田代屋又左衛門は、質屋渡世で2万両の財産を築き上げた剛毅者。
ある日、自宅の風呂へ浸かっているところへ、どこからともなく
飛んで来た1本の吹矢が又左衛門の腕へ突き刺さる。
吹矢には毒が塗ってあり、調べてみると吹矢は庭先から放たれたと
見られる。また庭には犯人が残して行ったと思われる吹矢が落ちて
おり、吹矢には口紅が付いていた――。
その時庭にいたのは、又左衛門の次男、又次郎の嫁お冬。当然のように
容疑はお冬に向けられるのだが、その裏には壮大な謀略が――。