「すすむ路」がなかなか決められない人へ　|　和田秀樹

人生は選択の連続。
選択肢が増え、なかなか「すすむ路」が決められない中、勝ち残っていくには……。
不透明な時代をよりよく生きるための指針。【目次】
まえがき第１章　若返った!?　日本人の現実今の41歳は昔の26歳！
意外と若い!?　サザエさんと黒木瞳
実年齢と社会の要請とが合わない
「背伸びする心理」も変化・
「大人」の意味が誤解されている
大学の８割が入試をしなくなる!?
若い世代に責任を負わせたがる現代
若いうちに決着がつく社会はナンセンス!?
ライフステージをずらそう！第２章　「すすむ路」がなかなか決められない人へ決めればいいとは限らない
「ベストな選択」のために試行錯誤しよう
失敗しても学べばいい
「やるか、やらないか」だけでも決めよう
さまざまな仕事をしておこう
「相手次第」になる21世紀
「小出し」にして反響を試そう
何を試しても満足できない――満点主義が決断を鈍らせる
80点でも「合格」にならないとき
自己分析ができていないと、ずっと満足できない
自己愛が強いと不満を抱えやすい
「無条件の愛」が決断できる子に育てる
統計を決断に活かそう
「決断できない大人」は増えているのか
ライフプランを決めて努力していこう
【コラム】　和田式「国際政治」の読み方～北朝鮮編第３章　タイプ別：「仕事」とうまく付き合う法

「次の準備」をしながら「今のいい会社」にいよう
嫌な会社に間違えて入ってしまったら
備えがあればリストラさえも「おいしい話」
今ここで何をするのか踏まえておく
スペシャリストこそ「次」が大切
真のゼネラリストはスペシャリストを使いこなす
仕事は「もとの姿」に!?
今の仕事から得ている物事を把握しておく
目標達成のために、すべきことを「計算」する
転職したい理由を具体的に書き出そう

第４章　和田式「本当の自分」の見つけかた

自分探しのための仕事選びは本末転倒
「とりあえずトライ」で得られる「生き方の深度」
なりたい自分になるには「理想」を演じ続けること
取り柄を見極め、それを軸に考えよう
自分を生かすとは、自分の長所を生かすこと
会社に残るのも転職するのも能力が要る
モラトリアム期間はいつまでがいい!?

第５章　年代別：「踏ん切り」がつかない人へ

30歳で成人式の時代!?
【年代別「すすむ路」論（１）】10代が幼少化!?
10代では親のいいなりでいたほうが後に花ひらく
【年代別「すすむ路」論（２）】20代は夫婦でパラサイト！
親のスネは、かじろう
50代での頑張りが、その後の人生を左右する
【年代別「すすむ路」論（３）】30代は勝負に出る時期
企業側が一番ほしがっているのは30代
【年代別「すすむ路」論（４）】40代は、定年後の捲土重来をねらえ
【年代別「すすむ路」論（５）】50代は定年後に何をするかを考えておく

第６章　それでも「人生の選択」ができない人へ

人に頼ることは悪いことか
願わないことは、かなわない
どうしても決められない人ヘ――「世の中に正解はない」
「最悪の損失」をシミュレーションしておく
人気よりも評価を気にせよ
自分の意思でまわりに合わせるのも手
相談相手はお金を払ってでも探せ
決断は試行の積み重ね
性格より、商品価値を分析しよう

エピローグ――「すすむ路」がなかなか決められない人へ――