佐々淳行の警告 危機管理 第三回 危機に対する準備’交渉
商品説明
内容紹介
第三巻 危機に対する準備’交渉1.危機に対する準備(1)危機対処の組織管理’諸準備最悪を想定した準備複数の危機想定、複数の対処計画※5th Wheel(五番目の車輪):常に予備の備え命令伝達時の復唱、復命とdebriefing(完了報告)フォード大統領初来日時最悪の想定は暗殺 「あさま山荘」事件
(2)危機シフトの人事管理
平時の能吏と乱世の雄の使い分け
(3)危機対処の心得
「何事も起きないようにする」ための準備
―悲観的に準備し、楽観的に対処せよ―
八甲田山雪中行軍、昭和天皇大喪の礼
2.危機に際しての交渉
(1)交渉方法
「ノー’バット」:毅然たる拒否をしたうえで妥協点を見いだす
―有事の交渉、国際間交渉(外交)の原則―
Yes Butの例:ダッカ日航機ハイジャック事件
(2)国際交渉の技術
バーゲニングパワー(優位になる取引材料 を持つ立場の確保)
―犯人亡命要求には安導権(safe conduct)、政治的保護(Political Asylum)を含む駆け引きを含む―
青木大使公邸占拠事件
(3)通訳の活用
通訳は恥ではないという意識
―専門用語、隠語(Jargon)も理解することで―
青木大使公邸占拠事件