佐々淳行の警告危機管理第五回教訓の整理と再発防止

著者	佐々淳行
発行日	2014/09/03
定価	2930円(税抜)

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商品説明

内容紹介

第五巻教訓の整理と再発防止
1.危機からの教訓の整理
(1)失敗の経験
将来の危機管理の為に非常に大事な経験則
指導者は失敗事例を忘れてはならない
(2)阪神淡路大震災を同一規模のノースリッジ地震と比較して
‘死者が61名対6434名と100倍多い。
‘総理大臣への第一報が極端に遅い<1時間半対 15分>
‘初動が既に鎮火した4時間後<4時間後対即>
‘トリアージドクター制、広域消防他大規模災害対応
(3)東日本大震災、東京電力福島第一原発放射能放出事故
総理大臣が立つべき『陣頭』;
特に複数の重大事故同時発生時にも対処可能な事
兵力の遂次投入の愚
(4)陣頭指揮
C3I(Command, Control, Communication, Intelligence)
トップは陣頭指揮を(現場指揮ではない)
中曽根総理、竹下総理、菅総理
2.危機の再発防止とその課題
(1)再発防止策
過去の事例を徹底研究し、経験則を若い世代に引き継ぎそれを忘れないよう工夫する。
(2)政府行政の危機管理課題
危機管理の中央集権化’非常大権を盛り込んだ緊急事態対処法
(3)地方自治体、各種団体、企業、家庭の危機管理
各組織が直面している危機 Clear and Present Dangerに対して
国家危機管理手法を手本に、危機管理体制のシステム構築、発想法の構築が大切。