知ってるようで 知らない日本語―1
商品説明
内容紹介
ふだん何げなく使っている日本語。けれど、その意味をはっきり掴んでいない言葉は意外に多い。たとえば、「緑の黒髪」というのは緑色なのか? それとも、黒色なのか? そんな疑問に言語学者の柴田武先生が答えます。博識の東大文学博士が、わかりやすく、ざっくばらんにその知識を披露した言葉を楽しむための教養書。言葉は知れば知るほど面白い。知識が身につき、会話もはずむ一挙両得の1冊です。『知ってるようで知らない日本語』●もくじ●まえがき1「二の腕」「口八丁手八丁」……
人の体にまつわる 知ってるようで知らない 日本語2「小意気な女」「男やもめ」……
男と女にまつわる 知ってるようで知らない 日本語
3「極楽とんぼ」「お株を奪う」……
動植物にまつわる 知ってるようで知らない 日本語
4「小春びより」「海千山千」……
自然にまつわる 知ってるようで知らない 日本語
5「しもた屋」「茶々を入れる」……
衣食住にまつわる 知ってるようで知らない 日本語
6「もっけの幸い」「青息吐息」……
喜怒哀楽にまつわる 知ってるようで知らない 日本語
7「大団円」「元の木阿彌」……
幸・不幸にまつわる 知ってるようで知らない 日本語
1918年名古屋市生まれ。1942年東京大学文学部卒業。国立国語研究所勤務を経て、64年東京外国語大学教授、68年東京大学教授、84年埼玉大学教授を歴任。専攻は方言地理学、社会言語学。66年よりNHK放送用語委員。同テレビ『日本語再発見』に出演、身近な日本語をわかりやすく解説し、大好評を博した。85年、NHK放送文化賞受賞。著書多数。