宮本武蔵 三巻
商品説明
剣禅一如の境地を求めて剣の道を極めんとした宮本武蔵の半生を、吉川英治が国民的ロマンに昇華!
京都四条道場の吉岡一門の清十郎と試合に勝った武蔵は、虚無感に襲われる。しかし、清十郎の弟・伝七郎をも破り、いよいよ吉岡一門からの果し合いに挑んでいく。
他方、武蔵を慕うお通は、城太郎とともに、吉岡一門との果し合いが行われるという一乗寺山のふもと、藪之郷下り松に向かう。
<目次>
風の巻
枯野見
生きる達人
夜の道
二人小次郎
次男坊
ふくろ路地
悲母悲心
鍬
町人
春の雪
雪響き
今様六歌仙
牡丹を焚く
断絃
春を病む人
伽羅の君
門
明日待酒
必殺の地
月一つ
木魂
はぐれた雁
生死一路
<著者紹介>
吉川英治(よしかわ・えいじ)
1892年神奈川県生まれ。様々な職業を経た後、作家活動に入る。国民文学作家と称され、今も読み継がれている作品が多い。代表作に『宮本武蔵』『新・水滸伝』『三国志』『新書太閤記』『親鸞』など。1962年没。
★★★宮本武蔵シリーズ★★★