英雄問答 「司馬遼太郎」で男の修行
商品説明
媚びる信長、怯える信玄。竜馬は妻に振り回され、西郷は家に居場所がない。迷える修行オヤジが英雄だ。 司馬遼太郎全作品から、英雄の心構えや技法を中心に約3300項目の「ダンディズム」を抽出。それらを対話形式でまとめた、時代に“逆行”する自己啓発書。 目次 まえがき~修行したオヤジが「英雄」になる 第1章[威厳]しゃべるな、黙れ:「からっぽ」はよくしゃべる/弁が立つからなめられる/無言だから統率できる/暇人が議論する/仮病をつかって引きこもれ 他 第2章[品性]論評するからなめられる:うまいまずいを言うな/自分を小さくみせよ/紳士は詮索しない/ひらめきは「変節」/「正確」だから正しくない 他 第3章[度量]バカはすぐ怒る:おだやかな心に気魄は宿る/他者に完全を求めることが愚の骨頂/気楽にさせれば人は集まる/オヤジギャグをかませ 他 第4章[知性]自分の頭で考えるな:不快感を与えたら負け/初夜は型通りに/感動できるのは才能/愚者は情報好き/臆病だから勇敢になれる/贅沢は犯罪行為 他 第5章[徳望]素の自分をさらすな:涙を流して周囲を欺け/「弱者」を演じよ/阿呆だと思わせよ/傾聴して身を守れ/しみじみするな/酔っているふりをせよ 他 第6章[気魄]捨て身でいけ:出たとこ勝負をするな/陽気に悪事をはたらけ/誠実に嘘をつけ/一目散に逃げよ/権力者に媚びへつらえ/しつこさは天賦の才 他 第7章[覚悟]悪妻にかしずけ:論より感動/なりふりかまわず容色を褒めよ/むらむらしたら酒を飲め/嫁は選んでもらえ/「無関心」は愛/悪妻は「あげまん」 他 第8章[分別]あきらめれば曙光が差す:好色な男は「行者」/思い上がってなんぼ/悩みをもっと高度に/損得勘定するから損をする/分際をわきまえよ 他 あとがき~「司馬遼太郎」という英雄